やけど、瘢痕、拘縮、ケロイド

やけど
表皮~真皮上層までのやけどは、多くの場合、軟膏の外用で治ります。その後、大人では炎症性の色素沈着をおこすことがあり、ハイドロキノンの外用(自費治療)をおすすめています。真皮下層~皮下に達するやけどは、多くの場合、手術が必要になります。

瘢 痕
瘢痕は切除、縫縮することにより、面積を縮小させ、目立たなくします。皮膚の可動性が乏しい部位は困難です。

拘 縮
手術により、皮膚を移動させて、拘縮を解除します。場合により、植皮が必要になります。

ケロイド
発赤を伴う隆起性の皮膚病変で、前胸部、肩、耳などに好発します。外用、注射、内服、手術などの治療があります。