脂肪溶解注射

脂肪溶解注射の主成分は、もともと脂肪肝や高脂血症の治療につかわれていた薬剤です。主に大豆から抽出される成分(フォスファチジルコリン)で、脂質の代謝を高め、血管壁に付着したコレステロールを溶かし出す作用があります。
この脂肪を溶かし排出する力を美容のために利用したのが、脂肪溶解注射です。皮下脂肪に直接注射することで、薬剤の浸透した部分の脂肪細胞が破壊され溶解します。この脂肪溶解注射で脂肪細胞そのものを減らしてしまえば、通常のダイエットではなかなか落ちにくい二の腕、大腿、膝周りなどの脂肪を落とせます。

治療の流れ
同じ部位への脂肪溶解注射は、2週間空けて行います。
下腹部だけに注射を受けたい場合は2週間ごとにご来院いただきます。
下腹部と二の腕の二か所なら、1週目・下腹部 2週目・二の腕 3週目・下腹部などのスケジュールを立てることで、週1回のご来院で無駄なく複数の部位の脂肪除去を行うことができます。

十分な効果を得るためには、同一部位に、4~5回の注入が必要です。

お腹周りや二の腕、太もも、おしりなど、どの部位でも治療は可能です。脂肪溶解液1アンプル(10mL)あたり手のひら1枚分(指は含みません)の面積が治療できます。1日に注入できる上限は4アンプル(40mL)です。

※腫れが目立つために当院では顔面への注射はおこなっておりません。あらかじめご了承ください。